イベント

多摩川クラシコの意味と由来とは?これまでの試合結果もチェック

投稿日

サッカーの試合では、特定のチーム間の試合に、特別な名称をつけることがあります。

『ダービー』とか『クラシコ』

という名称ですね。

『ダービー』は、元々は英国が発祥の由来で、サッカー以外の球技でも用いられます。

『クラシコ』は、スぺインが発祥の由来で、こちらはサッカー以外ではあまり使われているのを見たことがありません。

とくに『エル・クラシコ』は、

スぺインのレアル・マドリードとFCバルセロナの試合のみ

を指し、他のチーム間の対戦では用いられません。

今回は、Jリーグでその『クラシコ』の名を持つ、

『多摩川クラシコ』

とはどんな試合なのか。

その意味と由来と、これまでの試合結果なども見ていきましょう!

スポンサーリンク

アドセンス

多摩川クラシコとはどんな試合?その意味と由来をチェック!

それでは、まずはダービーについて見てみましょう。

ダービーの由来

『ダービー』という名称は、サッカーなどイギリス発祥のスポーツ、特に球技に対して用いられます。

主として、

同一のエリア内でライバル関係にあるチーム同士の対戦

に、このダービーという名称が着けられ、『東京ダービー』などと呼ばれます。

イタリアでは、同一エリアのチームでなくても、ダービーと呼ばれることがありますが、これは

歴史的な都市間の対立

が、背景にあるためでしょう。

元々、サッカーの起源は、中世の頃に、都市と都市の境界に羊の膀胱で作ったボールをおき、それを相手の教会あるいは市庁舎に蹴込んだ方が勝ちという、

スポーツというよりお祭り

が発祥とされています。

当時は、『殴る蹴るなんでもあり』という荒っぽいルールだったようで、これで亡くなる人がでることもしばしば。

日本でいうところの御柱祭(おんばしらまつり)のようなお祭りだったようです。

そのため、現代のサッカーでも、

『おらが街』

というサポーターの意識が非常に強く残っています。

これがダービーマッチが生まれた原因のひとつでしょう。

日本でも、Jリーグでの規約で、

チーム名には都市の名前を入れること

という規約があり、これはただ一度の例外を除いて遵守されています。

その例外が、あの横紙破りナベツネチームですね。

クラシコの由来

続いて、本題である『クラシコ』は、広義のダービーマッチに含まれますが、冒頭に書いたように、本来は

スぺインのレアル・マドリードとFCバルセロナの試合のみを指す、『エル・クラシコ』

が起源・由来です。

スぺインには、カタルーニャという独特の文化を持つ地域があり、スぺイン国内でありながら、スぺインではない、といえるほどに特殊な文化や伝統を守っています。

そこで使われる言語も、スぺイン語とはかなり違うカタルーニャ語が主となっています。

そのため、スぺインの他の地域とは、対立が続いてしまい、

カタルーニャ独立論

も未だに根強く続いています。

あの聖家族教会などを設計した、アントニオ・ガウディもカタルーニャの出身であり、ガウディはカタルーニャに対して、強い誇りと愛情を生涯持ち続けていました。

このような歴史的背景があるだけに、

カタルーニャの州都であるバルセロナのチーム・FCバルセロナと、スぺインの首都マドリードを本拠地とするレアル・マドリードの試合

は、特別な意味を持ちます。

これが『エル・クラシコ』が生まれた背景です。

そのため、他の国では『クラシコ』の名を冠したサッカー試合は、ほとんどありません。

ただ、その例外的な試合が、日本のFC東京と川崎フロンターレの試合、

『多摩川クラシコ』

なのです。

もちろん、FC東京と川崎フロンターレには、カタルーニャとスぺインのような因縁は、全くありません。

その試合に『クラシコ』の名を冠したのは、

単純に他のダービーマッチと差別化をはかるため

に、あえて『クラシコ』と命名したのでしょう。

『多摩川クラシコ』に関していえば、あきらかに商業的意図による命名と思われます。

2006年11月には、FC東京が

「君たちは東京に勝ちたくないのか!」

というポスターを製作。

これに対して川崎も、公式サイトのトップに、

「勝つ気持ち以外に何がある?」

というメッセージを出し、『多摩川クラシコ』の気分を盛り上げてくれています。

むろん、これはお互いに了承の上で、ファンとマスコミへのサービスの一環としてやっているわけです。

また、2007年の初戦が『第11回多摩川クラシコ』とされていますが、これには『多摩川クラシコ』の名が付けられる以前の、両クラブのJリーグ加盟後の対戦10試合分も含まれています。

両チームのホームスタジアムは、

両チームのホームスタジアム

FC東京

東京スタジアム(味の素スタジアム) 49,970人

川崎フロンターレ

等々力陸上競技場 25,000人

確かに、両チームの本拠地は、多摩川をはさんで向かい合っていますが、あくまで『それだけ』です。

なので、レアルやバルサのサポが、この『多摩川クラシコ』という名称を見たら、

「クラシコとタマガワに、何の関係がある!

と思うかもしれませんね。

なお、『多摩川クラシコ』のWikiには、

  • 東京ガスのサポーターは、かねてからJリーグ入りを目指すクラブとの試合では、相手チームを挑発するような行為を行っていた。
  • とくに川崎に対しては殊更辛辣なコールやチャントを浴びせていた。

などという記述がありますが、これは恐らくは、

ウィキペディアとアンサイクロペディア

を間違えて、記述したものと思われますので、真に受けないで下さいね。

 

多摩川クラシコのこれまでの試合結果は?

さて、『多摩川クラシコ』の試合結果ですが、通算成績は以下のようになっています。

『多摩川クラシコ』の通算成績

FC東京 8勝7分11敗

川崎フロンターレ 11勝7分8敗

むむっ!

だいぶFC東京の分が悪いですね。

しかし、2017年は3年連続得点王が、タマガワを渡ってこちら側にきます!

さらに、この『多摩川クラシコ』では、他にはあまりない特徴のある観戦ツアー企画が、行われています。

2007年10月28日のFC東京ホームゲームでは、川崎の企画として、

『丸子の渡し』を約70年ぶりに復活させ、渡し船で運行

するツアーが行われました。

この時には、多摩川の東京都側には、FC東京のサポが待ち受けていて、

「川崎だけには絶対負けない」

「イルカは泳げ(イルカとはフロンターレのマスコット『ふろん太』を指す)」

などというゲーフラを掲げて煽ったそうです。

また、2009年5月24日のFC東京ホームゲームの日には、これも川崎側の企画として、前日夜に横浜港から東海汽船の船で伊豆大島に行き、大島観光後には、新中央航空の航空便で、大島空港から味の素スタジアム近郊の調布飛行場へ飛行するという、あまり見たことのないツアーも行われました。

この時も、各地でFC東京サポーターからの、『手厚いお・も・て・な・し』を受けたそうです。

もうひとつ、2010年11月20日のFC東京ホームゲームでは、二ヶ領用水の竣工(1611年3月)400年記念として、

川崎市多摩区の中野島から、多摩川を越えて味の素スタジアムまでの6.3kmを、歩いて移動するツアー

も行われました。

この時は、川崎フロンターレの武田信平社長が、

二ヶ領用水を製作した小泉次太夫に扮し、巡検行列を行った

そうですよ。

どうもこの特別ツアー企画では、川崎フロンターレ側が圧勝のようですね。

 

最後に、この『多摩川クラシコ』のTwitterをどうぞ!

川崎フロンターレとの試合では、大久保嘉人選手にFC東京が痛い目にあわされ続けですが、2017年からは『川のこちら側』に来るのです。

はたしてどうなるか楽しみ~ですね!

 

まとめ

今回は、『クラシコ』の名をかぶせた、『多摩川クラシコ』とはどんな試合なのか、その意味と由来や、これまでの試合結果などを見てきました。

『多摩川クラシコ』は、スペインの『エル・クラシコ』のような、特殊な因縁はありませんが、その分、観戦ツアーなどに趣向を凝らし、独特の雰囲気で試合を盛り上げています。

2016年の年末には、大久保嘉人選手など、強力な補強を果たしたFC東京ですが、2017年の『多摩川クラシコ』は、どのような試合になるでしょうか。

FC東京ファンとしては、その日が待ち遠しい限りですね。

スポンサーリンク

アドセンス

アドセンス

-イベント