監督

城福浩監督(FC東京)の戦術と現在の評価は?名言もチェック!

更新日

JFK 3

城福浩監督は、U23日本代表の手倉森監督とは、戦術のタイプは全く違うとはいえ、采配の結果は、かなり似ている所があります。

それは、

『良い時は非常に良いが、一度悪くなると最悪の状態にまで行ってしまう』

という点です。

手倉森監督の場合は、バクチ大好き人間なので、当たり外れが激しいのは理解できます。

しかし、FC東京の城福浩監督の戦術は、理詰めの理論派なので、手倉森監督と同じような評価をされるのは不思議な気もしますが、理論派はうまくいかないと、あれこれと考え込んでしまい、そのためにドツボにハマり、さらに悪い状態に陥る悪循環、ということなのかもしれませんね。

それはともかくとして、今回はそんなFC東京・城福浩監督の戦術と現在の評価や、数々の名言などを調べて、ご紹介しようと思います!

スポンサーリンク

アドセンス

FC東京・城福浩監督のサッカー戦術とは?

JFK 6

城福浩監督の戦術は、監督業の初期の頃から、一貫して『ムーヴィングフットボール』です。

人もボールも動くサッカーということですね。

最後尾のディフェンスからボールをつなぐのですが、これはディフェンスが足下の扱いがうまくない選手の場合、相手にボールを奪われ、危険なことがあります。

城福浩監督の戦術面での特徴の1つは、ある戦術がうまく機能しなくても、簡単には変更しないということです。

これは確固たる信念があるからでしょうが、チームが悪い状態になると中々そこから脱出できない、ということにも繋がります。

つまり、城福浩監督は、臨機応変な戦術を取っていくことが苦手、という印象を受けます。

このあたりも、手倉森監督とは正反対ですね。

人もボールも動く『ムーヴィングフットボール』を実現するには、選手の技術はもちろんのこと、相当な走力も要求されます。

しかし走力を求めるにしても、現在のFC東京の選手構成は、かなり高年齢化しています

ムリキ選手、バーンズ選手、前田選手、平山選手、梶山選手、駒野選手、高橋選手、石川選手、羽生選手など、主力の選手はいずれも30歳を過ぎているか、それに近い年齢です。

当然、若い頃より走力も落ちているでしょう。

普段からの節制とトレーニングにより、若い頃とほとんど変わらないフィジカルの持ち主もいますが、大部分の選手は、残念ながらフィジカルが落ちてしまうところです。

このFC東京のチーム状態で、城福浩監督の掲げるムーヴィングフットボールは可能なのでしょうか?

筆者には、現在のFC東京の主力選手には、ムーヴィングフットボールの戦術は無理があるように思えるのです。

では、若手を起用すればよいのでは?と思いますが、城福浩監督は現在の所は、若手起用には積極的でないようです。

城福浩監督は、元々若手の育成がメインの仕事だったので、若い選手の扱いは上手いはずなのですが、ここまでのFC東京での結果だけを見ると、あまり上手くいっていないようです。

室屋・小川の両サイドバックや、センターバックの橋本拳人選手、あるいはミッドフィルダー兼フォワードの中島翔哉選手など、筆者から見ても、もっと使って欲しいと思う選手は何人かいるのですが、これらの選手は中々出場機会に恵まれません。

もっとも、城福浩監督の言葉によると、

「試合が終わった後でまず考えることは、試合に出場しなかった選手たちのこと」

だそうです。

そのために、試合に出場しなかった選手たちだけで、練習試合をすることもあるのだとか。

練習試合をすることで、公式戦に出場しなかった選手の試合勘が鈍ることを防ぐという意味もあり、また選手から見れば監督にアピールする場にもなるので、これは大変良いことだと思います。

また、さらにFC東京のチームが向上するためには、前の試合での良かった点や悪かった点を、しっかりと確認して練習に臨むのが、最も効率的で効果的ということも、城福浩監督は言っていました。

『Jリーグサッカー監督プロフェッショナルの思考法』(カンゼン)

という上記の本がありますが、その中で城福浩監督は、監督という仕事について、興味深いことを言っています。

監督というものは孤独な職業です。

監督は試合や練習でのすべての決定権を持っているため、その結果にもすべての責任があります。

メンバーから外れた選手は、今後の選手生活に影響がでますし、成績が悪ければクラブのスタッフの生活にも影響が出ます。

しかし、それだからこそ、成功したときの喜びはまたひとしおです。

あの爆発的な喜びと感動を、一度でも味わってしまうと、監督という仕事から離れられなくなるのです。

城福浩監督の言葉を抜粋しましたが、これを読むと、監督業というものは、サッカーに限らず、実に大変な仕事のように聞こえます。

そして、成功した時の喜びも、実際にやった人でなければわからないのでしょう。

端的に言ってしまえば、

『やみつきになる』

そのために数多くの人が、何度も監督を目指すのでしょうね。

 

FC東京・城福浩監督の現在の評判や評価は?

JFK 4

城福浩監督への現在の評判や評価は、FC東京ファンに限って言えば、かなり好意的という印象がありました

しかし、今回改めて調べてみると、FC東京ファンであっても、必ずしも城福浩監督へ好意的な評判や評価ばかりとは言えないようです。

そこで城福浩監督の評判や評価をネットで集めてみました。

「いまなぜ城福?」

「フィッカデンティが退任で、城福が就任はありえん」

「ここで城福?朝から冗談きついよ」

「城福さんだけは嫌だなぁ。人間的には城福さんは大好きだが、監督としてはあの無様な10年シーズンをみていたからなぁ」

(10年シーズンとは、城福浩監督が結果的にJ2陥落の原因を作った年です)

「城福さんは降格させた監督じゃん。またパスサッカーとか言って、自滅サッカーをくりかえすのか?」

「城福さんは無いです。勘弁してよ。もうJ2には行きたくないっす」

「今のサッカーで城福監督となっても、平山や石川はあの頃とは違うし、無理でしょ。このチームの後任に、なんで毎度毎度城福さんなのか、俺にはわかんね」

(平山選手も石川選手も、往年の輝きはなくなっています)

これらのネットの評判は、筆者が故意にアンチ城福情報だけを集めたわけではありません。

城福さんのFC東京監督就任についての、数多くの発言から、ほぼ無作為に抽出したものなのです。

筆者自身も、城福ファンが多いと思っていただけに、意外にも否定的な評価・評判が多いことに驚きを隠せません…。

 

FC東京・城福浩監督の名言をチェック!

JFK 7

FC東京の城福浩監督は、理論派だけに、数々の名言を残しています。

ここではそのいくつかをご紹介しますね。

城福浩監督の名言1

Jリーグにこれまでなかったチームを作ろう。

センターバックが前に渡しておけば、それでいいというサッカーは、俺はやりたくない。

腹を据えて最終ラインから、組み立ててゆくサッカーを、俺たちで作ろう。

もっともな言葉です。

しかし、これが裏目に出ることが、時にはあります。

最終ラインの選手が組み立てようとして、不用意なパスを出し、相手に奪われる、というのは怖いですね。

城福浩監督の名言2

自分に自信を持つことは大切なことです。

いつも『自分はだめだ』と思っていると、周りを見る余裕がなくなってしまうのです。

『人に見られる』ということより、『人に見せる』という感覚でいれば、委縮することもなくいつも堂々としていられます。

城福浩監督の名言3

ポゼッションは運動量が必要な上に、カウンターを受けた時は全員が戻らなければならないから、体力の消耗が著しい。

それでも、夏場は省エネルギーサッカーに切り替えて、カウンターを狙う戦法にすればよいとは、決して思わない。

ポゼッションの質を向上して、カウンターをうけることが極めて少なくなるレベルを、目指すべきだと思う。

上記の『城福浩監督の名言3』は理論ですが、それがうまく機能しているチームはあまりないでしょう。

最も機能していないのは、FC東京のように見えますね…。

城福浩監督の名言4

選手が成長しなければチームが成長することはない。

身体の成長ホルモンだけではなく、成長したいというホルモンを分泌するために、俺が役立つならば、怒鳴るのも褒めるのも、一緒に涙をながすことだってできる。

名言と言えると思いますが、果たしてそれが選手に伝わっているのか、そのあたりが心配です。

城福浩監督の名言5

反論は言葉でするものでなく、自分でやって見せることなのです。

自分がやって見せることによって、それに共感して貰うこともあるし、反対も受けることもあります。

自分がやり続けていれば、腹の立つことや悔しいこともあるが、一瞬であっても報われる瞬間もまたあります。

しかし、その自分でやって見せるということをしなければ、すべての機会を失ってしまいます。

これは確かにその通りだと思います!

 

こうして城福浩監督の名言を見てきましたが、話す内容自体は、もっともなことが多いのですが、それが実際の試合に現れているかは、また別な話になります。

残念ながら、理論倒れというか、机上の空論というか、そんな感じさえ受けてしまうのです。

 

まとめ

今回は、FC東京の城福浩監督の戦術と現在の評価や、数々の名言などを見てきたのですが、理論派だけに言うことは

「それはもっともだ」

と、話の内容として頷けることが多いですね。

しかし、城福浩監督が行っている実際のサッカーが、その戦術や名言の通りに実践できているのかと言われると、筆者としては、とてもそうは見えないのです。

人もボールも動くポゼッションサッカーが、その最も良い例で、カウンターを受けないほどの、ポゼッションサッカーレベルを実現しているチームなど、日本にはほとんどないでしょう。

日本どころか世界のチームを見ても、そのようなレベルに達しているチームは、ごく少数だと思います。

このあたりの現実との乖離が、城福浩監督のもっとも危ういところではないかと思います。

スポンサーリンク

アドセンス

アドセンス

-監督